コロナ感染と子供たちの日々

2020年04月03日 00:00
コロナ感染は世界中で猛威を奮っていて外出規制や学校閉鎖などの対策が国ごと色々と行われている。
日本でも学校閉鎖が続き子ども達は学習機会を失っている上、エネルギーを持て余している。
我家の長女家族はシンガポールに居るがここも日本と同レベルの感染状態で有るが、子ども達の日々は日本と少し違っている様に思う。NHKでも放映されていたが日本人学校の教員が入国拒否されているため学校が閉鎖中だが現地教師のやり繰りで近々開校するらしい。それまでは自宅でパソコンやタブレットを使いGoogleのソフトzoomと民間が無料で提供している学習アイテムを選択して自習している。学外教室ではお絵描き作品を会員同士のSNSで共有して親睦を深めている。地元の学校はインターネット授業をしているとの事だから今頃検討し始めている日本より格段に進んでいる様だ。
一方遊びは常夏の国らしくマンションにあるプールで遊べるし市内のサイクリングや公園散策なども可能でそれ程退屈はしてない様だが、屋外でも人数制限など感染対策は徹底していて違反すると通報され指導や罰則が入る。また観光で有名なベイサンズ植物園では桜祭りがオープン、体温検査や人と人の間隔などを規制した上で入場でき日本の春を楽しんでいる。
こうした現地情報を見聞きすると、シンガポールは特殊な環境に有るかも知れないがIT先進国そして国家の科学的判断と規則の徹底そして進んだ医療体制により柔軟な感染対策とケアをしている様に見受けられる。
世界中同じ様な感染リスクを抱えてながらその対応や感染状態にはかなりの差が見られ国柄や国家の実力が露わになっている。