コロナ感染パラダイムシフトの中で
自宅に籠もっていると色々な事を考える機会となっている。
コロナ感染は一旦収束し掛けているがこれから第2第3の波が来るのは明らかであり長丁場の対応を覚悟し新生活様式への移行を促されているけれど、これはあくまでも感染を拡大させないための皆の生活のありようであり、人類はもっと深い所で大きな課題にぶつかっていて其れへの解は見いだせていない。人はパンのみで生きているのではない、人と人との繋がりが生きる力になっているのではないか?、愛すべき家族、親しい友人、国際政治経済の連携、コロナはそこへ容赦なく攻撃し繋がりを分断してくる。
人間世界はどうなって行くのだろう?悶々としている私にピッタリの本が出版された。イタリアの物理学博士号を持つ著名な小説家パオロ・ジョルダーノの“コロナの時代の僕ら”
彼が中国武漢が都市封鎖された頃イタリアでは未だ1000人程度の時からその後の爆発的な拡大に至る過程で考察した今起こっている事の本質そして僕らが忘れてならないことそしてこれからのことをエッセイとして纏めたものである。
科学的思考と小説家としての言葉の力で我々に染み入る様に入ってくる。
コロナ感染の本質は人間と自然の共生のバランスが崩れた事にあるとの指摘、世界で起こっている事自分の周りであった事を忘れないでおこうと、そしてこれから先の事を想像しておこうと。パラダイムシフトへ勇気を与えられた様に思う。
今の生活の中で考えた事を忘れないために私は日々ブログに書いておこうと思う。