シンガポールの休日
ベトナムへのT社OB会の旅に合わせてシンガポールの娘家族に会いに行った。
昨年4月に女の子が生まれ其の時は家内だけが出掛けたので6年振りのシンガポールになる。ホーチミンに行く前に娘婿が建設に携わった国立美術館を見学した。昔の市庁舎と裁判所の石作りの建物をリニューアルして美術館にしたモノだが、できるだけ昔の佇まいを残しての再生事業ゆえ建物がある状態で地下を掘り巨大な展示空間を作り出す難工事だったらしい。シンガポールは日本を上回る活気がありアジアの金融センターになって来た感があるが、中国的な要素もあるので全てに豪華で大きい施設が目立ち後日行った植物園ガーデンバイザベイなどもその巨大さにビックリする。地下鉄網も拡大しているがこの街は一歩センターから出ると森の中に高級住宅が点在したり、世界中の高級食材を扱う店があったり、楽しい動物園があったり日本にはないインターナショナルな世界がある。
娘家族は既に9年も住んでいるが小学校までの教育には困らない環境だし生活も豊かにエンジョイできるので暫く帰ってくる気配はないが、爺婆と孫とのリアルな接触が刺激となる事は確かなようで幾らスカイプでテレビ電話ができてもリアルに勝るものはない様で活き活きと遊んでくれた。私の誕生日祝いに婿が食材の買い出しに肉専門店、高級スーパー、明治屋に連れて行ってくれ料理を作り家族全員での夕餉を楽しむ、翌日は私が地元のマーケットで食材を調達して餃子を80個も作り餃子パーティなどを楽しんだ。
1歳になる女の子は本当に可愛い、そんな至福の旅であった。