シンガポールライフ
孫と一緒にシンガポールへ行った事は別ブログに書いたが、3年ぶりのシンガポールライフに付いて書いてみたい。
言うまでもなくシンガポールは国にして首都であるがマレーシア半島の先にある小さな島に過ぎない。しかし経済成長目覚ましくその資金を元に世界中から優秀な人材を集め今やアジア圏の大学でNo.1、金融でもリードしている。
縦の層に海外から来ている人々、シンガポーリアン富裕層、中間層、そして近隣の国から来ている労働者、横の層にシンガポーリアン、欧米人、中国人、インド人、マレーシア人、日本人などが人類のるつぼとなしていて多様な社会構造を安定的に作っている。
緑が目に優しい川沿いの散歩道は朝から散策、ジョギングなどを楽しむ人々、そして沢山あるお洒落なオープンカフェではコーヒーを飲んだり美味しそうな朝飯を食べながら談笑するカップル。優雅な生活風景とはこの事を言うのだろうか?、歴史は浅いけど生活の優雅な事では東京・横浜の比ではないと思う。
目を繁華街に向ければオーチャードストリートには血の混じり合った美顔とスタイルの良い女の子が颯爽と歩いていて、一瞬パリ・ロンドンの様な錯覚に陥る。観光施設も凄いスケールだ、ナイトサファリ、ベイサンズガーデン、セントーサ島と枚挙にいとまがない。
そんなシンガポールのど真ん中の東京で例えると広尾辺りの環境にあるプール付きマンションに娘家族は住んでいる、隣は明治屋やユニクロ、ベスト電器などもあるショッピングモールだから日々の生活に不自由は無い。
そんな豊かなシンガポールの問題は四季や自然そして長い歴史や文化に欠けるところ、豊かな感性を育むには何か足りないなと考えてしまうのは私だけでは無いだろ。