チューリッヒ美術館展

2014年10月29日 20:38

国立新美術館でチューリッヒ美術館展が開かれていたので、久しぶりに六本木まで脚を運んだ。

展示会場は比較的混雑もなく好きな絵をゆっくり鑑賞できた。印象派の作品も充実していてクロード・モネの睡蓮の大作もあり見応えがあった。其の中でとりわけ素晴らしかったのはジャガールの初期のものから晩年の作品まで6点ほどまとまって展示されていて、其の中の“婚礼の光”、“パリの上で”は印象深かった。彼の作品のテーマは家族、愛であるがそれを多層に描いているので、見る者は自分なりの物語をそこで作って行ける。

都会でも木々の色彩が豊かになって来た季節の中で、1人美術館で過ごすのもわるくない。