パリ・ノートルダム大聖堂展

2024年12月11日 00:00

お台場にある日本科学未来館に初めて出かけた。

昨日パリ・ノートルダム大聖堂が焼失以来5年の歳月を経て修復されミサが執り行われたとニュースになった。それに合わせて展覧会が行われている。この展覧会、一般的なものと違い展示に加えVR技術を駆使してタブレットで詳細な画像や説明を行うやり方で建造物の中を歩いている様な感覚になると言う。幾度か訪れたことのあるノートルダム大聖堂の焼失は悲しみを感じその修復にかける世界中の人々の思いを共有してたので展示方法も含め見たいと思ってた。

新橋からゆりかもめに乗りお台場のはずれの会場に入ると多くの来場者が渡されたタブレットを見ながら回っている。タブレットでは建造当時の建設の様子が三次元映像で再現されていたり大聖堂の歴史的な出来事や、構造や彫刻などを間近に見ることができた。絵画などと違い建造物は現地に行かなくては見れないし天井裏などは見れない、そうしたものがVR技術を駆使して鑑賞できるのは素晴らしいと思った。リアルでは見えない所まで見せてくれるのが新鮮な体験であった。

展覧会の後で科学未来館の7階テラスから東京の遠景を見たが巨大な都市は人間の生活感覚を超越してしまった様に感じ、かって歩いたパリぐらいのサイズが落ち着くなとふと思った。