ローストビーフの握り寿司

2021年02月10日 00:00

寿司好きの私に新たなメニュー:ローストビーフの握り寿司が加わった。
ローストビーフを初めて食べたのは若い頃ロンドンに出張した時、不味いと言われていたロンドンの食事で唯一食べるべしと先輩から言われてたのがローストビーフで名店のシンプソンで味わった。ワゴンに乗せられた大皿には山の様な肉の塊が載せられて来てそれを薄く切り分けソースを掛けてサービスされた。それは旨い思い出であった。
さて、そんなローストビーフを40年後の今自宅でも作り食べたいと食いしん坊の私は何度かトライしたが多くは焼き過ぎで満足できなかった。全て火加減が問題なのは分かっているが上手くできない、ある時テレビで見た方法を試して見たら火が通っていてもレア感がしっかり残り綺麗な赤みで味も良いモノができた。何度か繰り返したが何時も完璧に焼け、黒毛和牛なら最高だが安いOGビーフの赤身肉でもそれなりに美味しい。
そのローストビーフを使った握り寿司、今や我家の定番になってきた。
今夜は肉と酢飯の間に千枚漬けを挟んだもの、肉の上に菜花をワサビ和えしたものを乗せたもの、シンプルにバルサミコを塗ったものの三種を味わった。
マグロも旨いがそれに劣らず美味である、私が寿司職人なら世界に広めたいと思うほどに。