中国地方のドライブ旅
日本にも行きたい場所が沢山ある。
今回は初めての鳥取の足立美術館と広島の厳島神社をメインテーマに、ドライブ経路に近い古い町並みの吹屋、大森・石見銀山遺跡など街並み探訪をサブテーマに回る岡山を起点とした中国地方一周の夫婦ドライブ旅に出かけた。
1日目、倉敷に前泊し定番の大原美術館を見た後夜の帳が下り明かりが灯る町家が軒をなす本町界隈を歩き、そこで見つけたおでん屋で夕飯、テーブルを囲んだ地元の女性たちと会話を楽しむ。
2日目、岡山でレンタカーを借り高梁市を経由して山の中の村である吹屋に着いた。この村は昔ペンガラ産業で栄え今もその面影が色濃く残っていてピンク色の壁に統一された独特の佇まいが記憶に残る。そこから松江に近い足立美術館へと、ここは借景の山まで手に入れた広大な庭園が売りそして横山大観の作品が沢山あり、一度は見たいと思う人で混雑していた。宿は名湯玉造温泉で山陰のおしいものを食べ湯を楽しむ。
3日目、石見銀山で栄えた大森町を訪ねた。この村も昔の面影がそっくり残り居心地がいいので街並みに加え世界遺産の銀山跡も回りノンビリ散策を楽しんだ。そこから一気に150Km先の広島へ南下、厳島神社を対岸に見るホテルに泊まる。
4日目、朝早く宿を出てフェリーで宮島に渡る。そして海上に浮かぶ厳島神社の回廊を歩き平清盛の時代へ思いを馳せた。この特殊な建造物は海の上にあるため痛みも激しく常に修復していなければならない宿命にあるが、それが1000年も続いている事は奇跡に近い。
岡山に戻り新幹線に乗り4日間の旅が終わった。