久しぶりの仙台と大学の同級会
2013年05月26日 00:00
大学の同級会が仙台で行われたので出かけた。
仙台に行くのは何年ぶりになるだろうか。ご無沙汰していた間、2011.3.11東日本大震災が起った。私の従姉妹の家も石巻市内にあり完全にやられて今遠くの地で生活している。ミニバスを仕立てて荒浜海岸へ行き、津波でやられた跡を見て来たが、土台だけが残った家の跡、そして殆ど根こそぎ倒された松林は自然災害の凄まじさを感じるに余りあるものであった。其の向こうには何事も無かった様に青い海が広がっていた。
次に母校の東北大学の青葉山地区に行き研究室を見学したが、昔の面影は少なく最新のナノテクの加工技術研究の設備が並んでいて40数年の時の変化を感じた。うっそうとした木々に囲まれた大学の建屋も地震でやられ立て替え中が多く見られ、ここでも今回の地震の凄まじさを感じた。
作並温泉で気持ちの良い湯に浸かり、旧友と酒を交わし話に花を咲かせ楽しい時間を過ごした。約50名の同級生の内15名の参加に留まったが、70歳近くになると自分の健康問題、親の介護などそれぞれの事情により出席が出来ない人が多くなってきて一抹の寂しさがある。
翌日は50年に一回の御開帳を迎えた山寺へ行き、1000段の階段を登り新緑が眩しい絶景を堪能した。
こうして楽しい2日間を過ごせたのも元気であればこそと感謝。