久しぶりの木工制作:ウオールナットの盛り皿、花入

2021年01月30日 00:00

コロナ感染は一年になろうとしているが、自宅にいる時間は沢山出来たのに趣味の木工をする事は少なくなった。一年の間に木工作品を作ったのは孫の本箱と友人に依頼された小箱とカトラリーだけだった。

作品を作るのは出来上がったモノを人とシェアしたい気持ちがあるからだと思うが人と会うことが儘ならないとなると意欲も減退する気がするが、そんな中久しぶりに作品を作りたくなった。それは人から依頼されたわけでなく、自分の生活に潤いを持ちたい気持ちがある雑誌を見ていて湧いてきたからだ。このような事は以前は多かった様に思うがコロナ禍の中で忘れていた。
前のブログ〈本に囲まれて〉にも登場した中村好文の雑誌に料理好きなデザイナーの皆川明がパスタ料理を作りそれを三谷龍二が作った大きな木の皿に盛り付け親しい人が笑顔で見つめるテーブルに出した写真が何とも美味そうだし人を豊かな気持ちにさせている様に映ったのだ。
私は自宅の食卓にも欲しいな、いつかコロナが終息した暁に友人を招いての食事会の風景を妄想しながら作品のスケッチを描いた。そして工房にストックされている木を選定、杢目の綺麗なウォールナットはやっと出番が来たかと私の目の前に置かれデザインされた。
木の盛り皿は鑿の跡の優雅さを纏い、同時に作成した少し荒削りの表情のドライフラワーの花入と共に、友人達を迎えるまで暫し夫婦だけの食卓に潤いをもたらすだろう。