京都・有馬温泉・神戸の旅
東京のT夫妻と秋の京都と有馬温泉・神戸を旅した。
T夫妻とは海外旅で出会い15年の付き合いになる。以前京都旅を計画したが世界中がコロナ感染に見舞われ已む無く中止したままになっていた。今回京都と有馬温泉にあるTさんが会員のリゾートクラブのホテルが取れたのでT夫妻にとって初めての京都そして有馬温泉と神戸を案内する事にした。
昼頃京都駅で合流しスーツケースをホテルデリバリーに預け二条城に向かった。二条城の中はインバウンドの海外旅行者で溢れていたが後でタクシー運転手に聞いた話では平日は95%が外国人だと言う。今回の京都での観光地の移動には効率を考えタクシーを使う積もりで予め配車アプリをインストールしておいたがタクシーを直ぐに拾えたので時間を効果的に使えた。
二条城の後は清水寺、坂道は満員電車並みの人に溢れていてこの界隈の人気度が伺われる。紅葉は未だ少し早かったが、部分的な紅葉が緑と色模様を無し満開に劣らずの美しさであった。そこから産寧坂、八坂の塔、祇園をぶらぶらし四条河原町に着き、美濃吉で京懐石を味わった。宿は市街地の西北の鷹峯にあるリゾートホテル、山に囲まれた山里に入る所にある京都の奥座敷の様な佇まいであった。
翌日は金閣寺に行き松の緑と紅葉と黄金色がなす優雅な景色を楽しみ、そこから全く真逆の龍安寺の石庭を見ながら心浄められた。その後最後の観光として天龍寺の庭園を選んだ。枯山水の庭と紅葉した木々そして背後の嵐山の絶妙な景色を楽しみ、桂川沿いの松ヶ枝で豆腐料理を食べ京都を後にした。
京都から有馬温泉までは直通の高速バスが運行されていて約1時間で着いた。ここは三古湯にも選ばれている由緒ある温泉、秀吉とねねに好まれたゆかりの地。夕食前に入った眼下に街の灯りが見える温泉は六甲山系の造山運動の恩恵を受け塩分が多く鉄分も含まれため湯は黄金色。部屋にも檜の露天風呂が付いていたので秀吉気分の湯を楽しむ。夜は窓から見える温泉街の夜景を見ながらイタリアンのフルコースと料理に合わせた白赤のワインを楽しみ話しに沸いた。
旅の最後の日は快晴、山の中腹に立つホテルから味わいのある宿や店舗が並ぶ坂の温泉街を下り電車で新神戸に向かう。駅近くから六甲山に上るケーブルカーで布引ハーブ園に行く。上るに従い眼下に神戸の街が開ける、素晴らしい景観だ。山頂駅から中間駅までの道沿いにはハーブや秋の花々がガーデニングされ更に南洋植物の温室などが配置されていて花を楽しみながら歩ける素敵な場所だ。
旅にはハプニングが付きまとう。同伴した奥様が坂道で転んでしまい大事には至らなかったが三日間の旅の疲れもあるので北野異人館街観光はやめて早めに帰宅の途に着いた。
京都の名所を紅葉と共に楽しみ美味しい料理と温泉そして会話の忘れがたい旅ができた。
