今時の庭いじり
コロナ禍で有り余る時間を使って庭作りに励んでいる。
旅行にも行かない、友人とも会えない、外食もしない、ひたすら巣篭もりの中で少しでも気持ちを明るくしたいと冬枯れで寂しくなった庭を手入れする事にした。目指すのはイングリッシュガーデンとナチュラルガーデンの混ざり合った庭。庭と言っても猫の額程のスペースしかなく半分は五葉松、ヒメシャラ、紅白の椿などが雑然と植っていて残りの半分は妻の菜園なので私の自由になるのは1/4程度しか無い。
そんな程度だから特別な設計図も無くガーデンニングの本とかって歩いたイギリスの湖水地方やコッツウォルズそしてキューガーデンを思い出しながら近くの園芸店を歩き回り気に入った苗木や花々の苗を手に入れて庭に置いて見る。隣家とのフェンス側には目隠しを兼ねて山野に見掛ける白い花が咲くガマズミ、斑入りの柔らかい緑の葉が綺麗なシルバープリペットを追加した。
その前にはシンボルツリーのオリーブを植える予定で周りに背の低い西洋南天などの木をそしておもしろがって大輪のアザミ似の花を咲かせるアーティチョークの苗も植えた。
レンガや石を使い少し高低差を付けた所に多年草の花々を植え、グランドカバーの草類やハーブ系を何種類か置き一番手前には一年草の花々を植える予定、今はパンジーが花を咲かせている。多分残りのスペースには今は影も形も無い多年草のフジバカマの群生が咲く事だろう。
別な空き地にマヌカハニーの木(レモンの木の前)を始めて植えてみたが、これは養蜂をやっている友人の畑で知りたまたま近くの園芸店に置いてあり可愛い白い花を見て気に入って買った。
そんな訳でそれぞれの草木が成長したらごちゃごちゃの庭になるかもな知れないが、今は少しずつ変化して行く風景を楽しんでいる。