伊豆山の温泉旅
いつもの友人T夫妻と彼が会員の伊豆山のリゾートホテルに温泉旅行をした。
日本中記録的な寒波に覆われ雪国は大雪の災害が多発しているが関東の太平洋沿岸部は寒いながら晴天続き、こんな時は温泉に入るのが一番嬉しい。
日本に限らず海外にもドイツバーデンバーデンなどの保養地やイタリヤサトゥルニアなどの景勝地に温泉があり医療から娯楽まで幅広いが、自然の風景に全身を晒し温泉を楽しむのは日本だけの風習あるいは文化らしい。
昔N社の冬季実験で青森に行き雪景色を見ながら疲れを癒した温泉体験は忘れないが、日本人は至る所にある温泉で多彩な温泉の楽しみ方をしている。
今回行った伊豆山の温泉は日本人の温泉好きを現代的に再構築したのだと思えた。海に面した傾斜地に作られたホテルはその地形を存分に生かして室内風呂、ジャグジー、露天風呂、サウナそして温水プールが立体的に配置されて回遊しながら眼下に広がる相模湾を観ながら涼しげな風を感じながら風呂に浸かることができる。星空を見ながらまた朝陽を浴びながらの湯浴みは心が浄化される気分で贅沢な温泉であった。
そして夕飯の洗練されたフレンチ、朝飯の豊富なバイクングの食を楽しみながら友人達との時間を楽しんだ。
こうした時間を人生の最終コーナーで味わえるのは仕事で頑張って来たご褒美だねと友人とも共有した次第である。