信州の春近し

2014年04月12日 15:40

昨日から長野で一人生活をしている母の所に行っている。

今日は午前中に母の掛かり付けの病院へ月一の診察で連れて行き、帰りに信州の春の息吹を感じようと飯綱町までドライブした。坂中の峠を越えると飯綱の村に入りのどかな田園風景が眼下に広がる。信州は春とは言え桜は未だ3分程度で梅が盛りであるが、農産物直売所に寄ると春を感じさせるフキノトウ、ノビル、山ウド、野沢菜の摘み菜等が並んでいて春の匂いを感じる事ができる。横浜への土産にと色々な野菜を買い込んだ。向いのそば屋で手打ちそばと天ぷらを堪能し、再び車を走らせ何時もの場所へと向かう。ここは丹霞郷と言われている所で、果樹園とのどかな農村風景の向こうに北信五山が奇麗に見え、私にとって懐かしい場所である。しばし、風景の中に身を置き思いっきり春の空気を吸い込む。間もなく桜が満開になり同時に多くの果樹の花も咲き出し信州は一気に春爛漫の世界へと向かうことだろう。

私にとっての原風景が何時までも美しいままである事を願う。