入院生活#2看護師は天使
今HCUのベッドの上に沢山のケーブルに繋がり寝ている。
スマホを機内モード設定にする限定で音楽、画像を見るのと文章を書くのは許可して貰ってる。メールやWebは電波を使うので禁止。
医学的にはかなりヤバい状態だから絶対安静なのだが、自覚症状は心筋梗塞にも拘らず胸の痛みなど不都合が無いので意識のギャップが大きい。暇に任せて周りをキョロキョロ観察している。
15年前にもこの病院にお世話になった。その時はお腹の開腹手術の翌日から若い看護師から無理やり歩行訓練をさせられた以外は覚えてない。食事に関しては病院食4回目なので慣れたせいか余りマズイとは感じない。
スタッフは以前は女性ばかりだったが、今は男性も1/3程いて男女混合の現場は驚くほど明るい、笑い声も聞こえ患者は元気を貰える。女性スタッフの動きはキビキビしていて逞しい、男子のベテランは職人のようだ。昔の女子だけの職場ではお局世界になってしまいがちだが、そこに男子が加わるとバランスが取れるのか女子も心和むのか変な緊張感が感じられない。
働き方改善なのか長時間勤務はなくなりマスクをし頻繁にシフトするのでまだ名前が覚えられないので名前を呼べないのが残念である。
ベッドの上にしか居られないので全てナースコールするしか無い。一番困るったのはトイレだ。小は容器を使い自分でできるが、大はそうは行かない。ベッドの上にオマルをセットしてもらい出したあと処理してもらわなくてはならない。数日我慢してたが手術の前日思い切ってベテランの男性スタッフに声を掛けてサポートして貰い出来た。その後は女性スタッフにもお願いする事になるが、“こんなことまでして貰って申し訳ないね“と言うと“いいえ、大丈夫ですから“とテキパキと対処してくれた。本当に頭が下がる思いだ。
幸にしてしくじる事は無かったので少しホットしている。