入院生活#6一滴の清涼剤

2024年05月13日 00:00

2週間近く入院していると、沢山の看護師のお世話になった。

皆んな仕事に実直で忙しいく働いているから無駄な会話は余り無い。それでも人により微笑みを投げかけたり手を振ってくれたりしてくれると和みを感じるものだ。

今日未だ経験が浅い若い看護師が担当になり、サポートプログラムの一環で少し会話をした。先生が旅行を許可するにあたり何か言ってましたか?と尋ねる。私は先日先生と退院後の旅の可能性に付いて判断を仰いだ時の話をした。酒、温泉、行動に幾つか制限は有るけど旅は行って良いですと言われていた。それを話したら看護師は理解されているようで大丈夫ですねと、そして自己管理もできているので今回病気になった事で余り自分を責めなくても良いですよと若い人とは思えないコメントをしてくれた。その後、どんな仕事をしてたのかと聞くので自動車関係と言うと、私の父はかなり長いことスカイラインに乗ってましたと話す。それをきっかけに車の何をしてたのかとか色々な話になり、最後に父との会話の話題ができて良かったと話した事をメモしていた。

後日退院の日が担当で最後のお礼の挨拶をして病院を後にした。

少し仕事に余裕のある時間帯だったのだろうが、こちらもリフレッシュでき爽やかな風が吹いたような時間だった