友人との至福の時間

2013年02月28日 20:27

長い人生の中で色々な場面を通じ大学までの学友、会社、学会、地域等々の親しい人々が出来てきたが、今日の話は定年後の新たな友人の事。

それはとある機会から生まれた友人たちである。数年前の事、ドイツロマンティック街道・スイス・パリのツアーに参加した。ツアー旅行の楽しみの一つに自由時間の過ごし方があるが、好みのレストランを探し夕食を一緒にしたいツアー仲間を旅の途中で見付け、それぞれ全く異なる世界の人生を送って来た3組の夫婦でパリで新鮮な魚貝を主菜としたディナーを共にした。

帰国後もう一組の夫婦も加わり年一回は国内の温泉旅行、銀座でのランチ、お互いの家の訪問そして組み合わせは違うが何度かの海外旅行も行い友情を深めて来た。今までも何度か帰国後の年賀状のやり取りをしたケースはあるが、これ程気が合い長続きをしているのは初めてである。

そんな旅仲間の一夫婦が東京に素敵な家を新築したので新築祝いに自作のミニチュア作品(写真;一緒に旅をしたイタリアタオルミーナの思い出)を持って伺い、奥様の手料理を肴にワインを飲み楽しい会話に時間も忘れて夜遅くまで過ごした。

新しい友人との時間は夫婦の人生後半を確実に豊かにしてくれている。