友人の訃報

2017年01月30日 22:22

新年そうそう友人の娘さんから父が亡くなったとの電話をいただいた。

友人のメモに連絡先として私の名前と電話番号が書いてあったとのことだが、彼とは大学の研究室を共にしてお互いの結婚式にも出ている関係だった。

数年前に妻に先立たれ娘さんの近くに住み昔からやっていたと言う華道、茶道や書道などの粋な趣味を楽しみ、特に茶道は台湾の大学で教えているほど、またスキーも好きで今年の年賀状にドロミテの雪原を滑降している写真があった。

昨年秋の華道展では山野草を活け和みの美を見せてくれたし大学の忘年会でも会っていたが、年明けインフルエンザをこじらせて入院してからの急変であったと聞き、余りの突然の死に言葉も無い。

昨年は高校の仲間も病気で急死した。同じ年の若い頃を共有していた仲間の相次ぐ訃報に接し、人生の先の予測もできない儚さを感じ、今を丁寧に生きて行くことの大切さを改めて思った。

今宵のお通夜は華道をやっていた彼らしい花園の中の葬儀であった。合掌