友人の那須の別荘への旅
N社の同期入社である友人の那須の別荘に、友人3家族が一泊の旅をした。
私達は途中、娘の友人である木工家Sさんの工房を塩谷に訪ねてから午後那須高原の中腹にある彼の別荘に着いた。丁度紅葉の盛りでクヌギ林に囲まれた家は黄金色の森の中に佇んでいた。もう一人の友人が少し遅れて着き、皆で近くの平成の森を散策し藤城美術館で影絵の世界を堪能し家に戻った。
それから近くの温泉で汗を流し、彼が作った豚肉、牛肉、鮭、チーズなどの薫製を肴にビールからワインまで飲みながら途中奥様のパエリアを食べながら真夜中まで愉快に話し込んだ。若い頃一緒に会社生活をし結婚当時に皆でドライブや会食を楽しんだ中であるので、その当時の懐かしい話しから苦しい時期そして今を含めて話題には事欠かない。皆素晴らしい奥様に支えられてこれまでやって来れたし今を楽しめている。
翌日は塩原日光紅葉ラインをドライブし紅葉をたっぷり楽しんだ。そして今回の旅の最後に大谷石資料館を訪れた。其処は我家も含めて家の石垣として多用された大谷石の採掘場跡で、地下深く掘り下げて行った空洞が地下宮殿のごとく色々な部屋にオブジェを配しライトアップして見る事ができる。幻想的であり大谷石の独特の味わいが良いテイストを醸し出している石の美術館でもある。さもありなん、ここでは色々な展示、音楽会、時には食事会や結婚式までもやっているようであるが、異次元の世界は素晴らしい舞台となると思う。
こうして、一泊2日の楽しい旅を無事終了した。