友人夫妻と房総の旅

2024年07月18日 00:00

ブログに何度も登場している海外旅行で親しくなり15年の付き合いになるT夫妻と房総の一泊ドライブ旅行をした。

今回の旅の計画は房総を食べ尽くす?内容。ランチを白子町にあるイタリアン、夜はホテルでワインを飲みながら和洋食。翌日は鴨川の山手の千枚田棚田の風景を見てから館山へ行く途中でブルーベリー狩り、お昼は回転寿司やまとで地魚などの握り寿司を楽しむ。

初日、宿の勝浦に行く前に少し遠回りして九十九里の白子町にあるラ・サレッタと言うイタリアンレストランでランチをした。ネットで探したので行くまでは不安もあったが想像以上の素晴らしいレストランとの出会いになった。イタリアのトスカーナをはじめ日本でのシェフ経験の後、自宅に店を開設し2組の予約しか取らないこじんまりとしたレストラン。シェフとソムリエとサービス役のマダムの2人だけで対応しているが、シェフが作り出す料理は地元の食材をシンプルに調理しているがアスパラなどの野菜や大原漁港で揚がる魚の素材の味が際立ち今までで一番美味しいと思った。また室内外のデザインはマダムがデザインしているとの事だがイタリアの田舎の佇まい、庭も良い雰囲気で全体にトスカーナの風景の中で時間を過ごしている感じがした。そして料理の合間に交わすシェフやマダムとの会話も楽しく、満足度が高いイタリアンだった。

こんなレストランが自宅の近くにあれば嬉しいなと思いながら店を後にし近くの九十九里海岸に行き広い海原と押し寄せる大きな波を暫し見ていた。

翌日旅の最後にロープウェイに乗り鋸山の景観を見てからフェリーで久里浜へ渡り二日間の旅を終えた。

鋸山の石段では歳を取った事を感じた旅でもあったが美味しいモノを食べ歩いた食欲は衰え知らずの旅でもあった。