同期三夫婦の千葉の旅
N社同期の三夫婦で九十九里のレストランとDIC川村記念美術館を巡るドライブ旅を行った。
昨年閉館情報があったDIC川村記念美術館を訪れ素晴らしかったので次は親しい人達と来たいと思ってた。加えてその時に以前使った九十九里のイタリアンレストランに寄りランチを食べながら楽しい時間を過ごしようと計画した。
生憎の春の気まぐれ天気で時々小雨模様であったが、海ほたるに三夫婦が集まり車を走らせた。私は昨年来ているので道の風景は分かっていたが、後ろに続く友人たちはどこまでも続く田舎道に不安を持ったのでは無いかな?と思いながらの運転であった。
1時間後に田園風景の中の一軒家であるレストラン〈ラ・サレッタ〉に到着した。我々三夫婦は結婚以来の付き合いであるからその当時からの思い出を共有しているので直ぐにこの佇まいに馴染み美味しいランチと共に2.5時間も話に花が咲いた。最近の趣味の話そして長い間にはそれぞれの夫婦が新しい物語を紡いできているので味わい深い会話であった。こうした時間が人生を豊かにしてくれると思うとお互いに健康であることが大事だと確認し次の旅への期待も沸いた。
終わる頃にまた雨が降り出し、そこから1時間田舎道を走りDIC川村美術館に到着したがこんな天気なのに駐車場は一杯になるほどに人が来ていた。今月末に閉館するニュースが度々報道されて名作を見ておきたいと思う人々である。レンブラントやシャガールなどの名作があり現代絵画も多い、晴れていれば広大な庭園散策も楽しめる素晴らしい美術館、閉館が惜しいと思うのは私だけでは無い。
名残り惜しむ様に絵画を鑑賞し、今日の素晴らしい時間を終えた。