四国ドライブの旅

2016年12月01日 22:21

私には未だ踏み入れてない県が3つあるが、愛媛県高知県車でドライブしながら行く旅に出掛けた。

昨年から色々家の事でやることが多く夫婦で旅行の機会も少なかったが、やっと一段落したので行きたかった四国への旅の計画を立てた。幸いにマイルも貯っていたので往復は飛行機とし広島空港でレンタカーを借りてしまなみ海道を走り四国に入り、道後温泉に泊まりそこから宇和島経由で高知県に入り四万十川に沿いながら高知市まで行き車を乗り捨て羽田へ戻る2泊3日のコースとした。

旅は尾道の千光寺からの風景を見ることからスタートし、続いてしまなみ海道を走り途中生口島の平山郁夫美術館に寄った。ここには氏の生徒の頃の絵が展示されていて画家として大成した人の原点を知ることができて素晴らしい。車はしまなみ海道を一気に渡り四国に入った。松山は道後温泉に宿を取ったが、夕方近く十二天守の一つ名城松山城に登った。時間が遅かったので天守閣には入れなかったが山の上に残された城の全貌は姫路城にも劣らない素晴らしさで、また城から見る松山市街や伊予灘の景色も優れている。
2日目は内子の街並み散策(別ブログで紹介する)を楽しみ宇和島経由で四万十川中流にあるホテルに泊まった。3日目、早朝四万十川は霧に包まれ見えなかったが、朝食前に少し下流の岩間沈下橋の絶景を写真に撮りたくて出掛け霧が晴れて良かった。最終日も天気に恵まれ四万十川の上流に沿ってゆっくりとドライブし北に流れを変える窪川で別れ一路高知城を目指した。高知城も十二天守の一つで立派ではあるが松山城を見てしまうと残された城郭は見劣りすると言うしかないものの、城から見る高知の街はぐるりと山に囲まれたいい町だ。

今回の旅の中で内子ではわざわざ自転車を降りてカメラのシャッターを押してくれた人など親切な人々との出会いがあったし、じゃこ天のうどんやカツオの中落ち丼など美味しいランチを食べた。

こうして旅をし四国には独特の食文化と松山城や内子の街並みなど優れた文化遺産があることに改めて日本の地方の豊かさを味わい直した。