大学の同期会-倉敷にて
2015年05月18日 22:23
2年振りに大学の同期会が行われ、倉敷方面の旅をした。
各地に散らばっている同期が幹事となり、今回は倉敷に住むI君が企画してくれた。岡山駅に集合して、貸し切りバスで瀬戸大橋の与島に行き吊り橋のアンカーを見学する。コンクリートの城の様な建造物の中は空洞になっていて展示がある。予め予約して建設当時を知る担当者が色々説明をしてくれるが、同期は皆技術者であるから専門的な質問を夢中になって続ける。我々は日本の成長期を生きて来た世代であるので、こうした新技術を駆使した工事は共感を覚えるのだ。
見学が終わってから、下津井港の近くのホテルで露天風呂から瀬戸大橋を眺め、美味い瀬戸内の魚貝を食べながら皆の近況を語り合った。
翌日は、倉敷の美観地区に行き大原美術館の見学等をし、岡山の後楽園を散策して1泊組は解散、連泊組は牛窓へと脚を伸ばした。
バスの車中、散策の時など、大原美術館の話題に夢中になっている友人達を見て、皆工学部であるのに美に対しても興味を持っていたんだなと改めて感じた。
人にはバランス感覚〈動的平衡〉が備わっているので理系であればこそ美に触れたい気持ちもある。だから困難な時代を頑張って来れたんだなと思った。