大晦日の餅つき
2013年12月31日 21:41
今年の大晦日は母のいる長野で過ごした。
例年は弟が餅を付き、母が子供や孫達に送るのが恒例になっていたが、今年は都合で弟が出来ず私が餅つきをした。昔は石臼と杵で餅つきをし大勢の子供達が搗きたての餅を食べにくるのが年末の風情になっていたが、昨今はそんな事も少なくなり母の所も電動の餅つき機で行う様になった。それでも売っているものに比べると格段の食感の差がある。久しぶりに搗きたての餅をおろしで食べたが、腰の強さと噛む程に米の甘さが口の中に広がり美味いこと。明日の雑煮は此の餅を食い新しい年を迎える。
間もなく91になる母は大晦日の餅つきが殊の外待ちどうしく嬉しい気持ちに満たされる様で、来年も元気で餅つきを迎えられる事を願う大晦日であった。