孫との時間
2020年03月11日 00:00
我家に孫が時々遊びに来るが、その度に子どもの柔らかな発想と成長に驚かされる。
今、彼の入学祝いに本棚を作っているが、試し加工に木を斜めにカットしたり溝を付けたり穴を開けたりした木端を見つけた孫はおじいちゃんこの木で作りたいモノが有るから一緒にやろうと言い出した。さて何を作りたいのかなと聞くと新幹線だよと、じゃあ作りたいモノの絵を描いて見たらと言うと暫く一心不乱に何か書いて、これなんだと見せてくれた。そこに書かれていた絵は新幹線の設計図、見つけた木端の試加工跡を活かして3面図にしてありビックリ、そんな製図手法は教えたことは無いから自分なりに考えて横、上、前、後ろからの絵を書いたのだ。また床底の絵もあったがそれは見たこともないはずだから想像したのだろう、寸法線こそなかったけど完璧な図面に驚いた。
これだけしっかり書いてあれば次回来宅するまでにパーツを作っておくよと孫に言うと、彼は嬉しそうに帰って行った。
後日、ジジと孫は手作り新幹線を完成させる予定だが、世の中騒然としていて暫しお預けのままである。