小学一年生とある紳士との不思議な交流

2020年05月19日 00:00

小学一年になった孫が学童保育で我家に来ているが、妻と散歩途中に50年も前の英国フォードを所有し銀ちゃんと言う犬を飼っている人と玄関先での知り合いになっていた。
孫が車と犬に興味を持って話しかけたのがきっかけで、余程気に入ったのか私も案内されて家の前を通りそのフォードを見たこともある。
孫は何度も会っているらしいが、親しみを込めてフォードの絵を書いて絵手紙にしペーパークラフトのマスタングと一緒にポスティングして来たとの事。その後、坂の上の我家に犬を連れた紳士が訪れ孫の絵手紙への返信手紙とガルウイングのベンツのミニモデルを届けてくれた。

私も玄関先で暫し話しをしたが、自動車部品の仕事で海外生活が長くまだ現役でテレワーク中に来たとの事で暫しの話しをしたりした。そして犬の名前が銀ちゃんである秘密も知る、確かにそのプードルは銀色の毛を纏っていたが生まれた時は黒で年と共に白へと変化するその途上にあるとのこと。

そのN氏にとっても私の孫からの思わぬ絵手紙に気持ちを揺すられたのだろう、子どもの気持ちに応えるため返信手紙を書きそして青のマスタングに因んでコレクションの中から青いベンツ(イタリア製のビンテージ)を選びわざわざ届けてくれたのだ。

コロナ感染で自粛生活をしている最中、とかくイライラした気持ちになりがちであるが孫の不思議な交流に温かな気持ちにさせられた。