孫の短い夏休み

2020年08月22日 00:00

コロナ感染の影響で孫の短い夏休みが終わる。
夏休み、いつもなら色々な楽しみ方が沢山あるけれど今年は自粛生活加えて眼を怪我したので静かに家暮らし。最後の週、何か思い出に残るイベントが無いものかと考えたがコロナ怖さも手伝い結局我家に泊まりジジババ学童保育となった。

子供が一番やりたい事を思いっ切りやらせようと1日目は不用になった電気製品の分解作業、普段見慣れたものでも中がどうなっているか見た事もないから興味津々に取り組む。写真は私が以前使っていたiMacのキーボードをバラしたものであるが特殊な工具が無いと分解できない、それでいつものように私の机の中を物色し特殊工具を見付け出し夢中で分解した。男の子はこうした遊びが好きなようだ。

2日目は以前も夢中になった家にある木っ端や木箱そして昨日分解して出てきた物を使ったピタゴラスイッチ作り。以前は私の手ほどきに従い素直にやって完成した楽しみを味わっていたが、今では私の言う事を聞かないで自分の思い付くままに組み立て行く。それを創造性と言うのかも知れないが芸術と違いピタゴラスイッチの動作は物理学だから基本をしっかり理解した上で応用しないと上手く行くはずが無い。私がそれを指摘してアドバイスするが一見無視をする様に色々とやっては失敗を重ねる。その内に少しずつ私のアドバイスを受け入れ基本に忠実に組み立てて行く様子が見えるが決して教えてもらったとは言わず動作が上手く行くたびに喜びだけを表すが、アドバイスの真意を確実に理解している様子が伺え孫の成長を感じた。

ささやかな夏休みの楽しみであったが満足したのか自宅に送る車の中で眠りこけていた。