孫達との夏
2015年08月09日 21:26
シンガポール在住の長女家族が2年振りに一時帰国して我家にも来た。
4月末に生まれた3番目の子は初めての姫である。赤ん坊は男の子、女の子に限らず可愛いしその澄んだ瞳と微笑みにはただただ癒されるのであるが、女の子は更に可愛いものである。
近くの施設に入っている92歳の母の見舞いに行っても、その可愛さは老いて気力も萎えて来た母に活力を与えるのに十分であった。母の顔に浮かべた喜びの表情は暫く見てなかったので奇跡でもある様に思えたのである。
金曜日の夜は鎌倉の次女の家族も集まり、久しぶりに全員で夕餉の時間を持ったが、4人の孫達の元気な姿に古希を迎えた我々夫婦も元気を貰ったのは言うまでもない。味彦はローストビーフ、サーモンの麹漬けの柚子胡椒マヨネーズ添え、ホタテと野菜のマリネ、ラタテューユなどを作り冷酒は塩竈の浦霞大吟醸を用意し、楽しい酒宴と相成った。
あっという間の日本滞在であったが、両方の実家で高尾山ハイクやシーパラダイス花火を堪能し、我が工房ではそれぞれの孫の工作を共にして、孫達も我々も記憶に残る日々を過ごして再びシンガポールへと帰って行った。
それと共に暫く振りに涼しさを感じる夜になり、夏も間もなく終わる。