忘れ物

2022年05月31日 00:00

歳をとるに従い忘れることが顕著になってきたようだ。
よくある人の名前が中々出てこない、妻との会話でもお互いに顔を向けあの人の名前は?とやり合う始末だ。
先日花の苗を買いに行きバスに乗って帰る時、一番後ろのベンチ席に座り苗の包みを空いていた隣に置いた。其れがいけなかった、バスを降りる時に降りることに気を取られ花の苗のことをすっかり忘れたのだ。
家に帰り気付き直ぐにバスの営業所へ電話、見つかったら電話をくれることになった。1時間後に電話があり電話に出た妻は、そのバス家の前の停留所を通るはず、そこで受け渡し出来ないかと頼むとOKとの返事、10数分後に停留所で運転士に丁重なお礼を言い花の苗は我家に戻って来た。
忘れ物が戻るとは日本ならではの逸話になろうが、我身の老化現象には呆れるばかりだ。