息切れの要因が分かり治療開始

2021年06月30日 00:00

この一年坂道を登ったりする時に息切れをする様になった。

まだ歳の所為にもできないとホームドクターに診てもらったが肺に異常はない様だが24時間心電図で僅かながら不整脈波形出ているので心臓の精密検査をしてもらった方が良いと私が各種の診療を受けている横浜市大附属病院を紹介してもらった。

紹介状に添付された肺のX線写真と心電図ではハッキリした要因は分からづまずは心臓の精密検査をしそれで分からない様なら呼吸器系を調べる手順を決めた。所が多分コロナ禍の影響と思うが検査部門が混んでいて1.5ケ月後の予約となった。検査は心臓の動きを見るエコー検査、心電図、血液検査に加えて初めてアイトソープ心臓血管画像&CT検査を受けた。アイトソープ検査は心臓に負荷を与えて血流を診る検査で朝から午後まで2回検査がある。その間食事は出来ず水のみ許される。点滴を受けアイトソープの注射をされた後、薬剤で負荷をかける。約6分少しずつ薬剤を投与されると段々息苦しくなって来た。自分の意志では無いのに息苦しくなるのは不安な気持ちに陥るが、心電図をモニターしながら医師が見てくれているので任せるしか無い。投与が終わり暫くすると少しずつ落ち着いて来た。それからアイトソープが身体中に回るまで40分安静にしていよいよ画像撮影となる。アイトソープで被曝した血流から出る放射線を検出し画像撮影する、更にCT撮影と合わせる事でかなり精密に毛細管の血流まで見ることができるらしい。数日後、検査結果を元に診察を受けた。心臓血流は問題なしエコー撮影でも良く動いているので息切れは心臓の要因では無いと思う次は呼吸器内科の診察を受けましょうと。一番心配していた心臓は大丈夫だとのことで一安心した。

呼吸器内科での初診でも肺X線画像や聴診器診断では特別おかしい事はなく改めて血液検査と呼吸器系機能検査(精一杯息を吸い限界まで吐き出し空気の流出量を計測しパターンから吸気系の異常を判断する)を行った結果、肺そのものは問題が無いが小さい頃と20歳の時に発病した喘息が再び顔を出し始め気管支に炎症があり気道を狭くしているとの判断。吸入薬による治療を開始し少し楽になった様に思う。

やっと息切れの要因が特定されたので、これで適切な治療ができると少しホッとした気持ちになった。