懐かしい場所へ

2022年05月02日 00:00

天気が良くなると車で近場の散策場所に出掛けたくなる。
今日は保土ヶ谷区にある子ども植物園にバラを見に出掛けた。環状2号で一国平戸まで行く途中妻が急に平戸を経由するなら結婚当初に住んだ場所を見て行きたいと言う。
我々は50年前、入社3年目に結婚したが当時は入社人数が多く社宅には入れなかったので上司の紹介で平戸町のアパートに約1.5年暮らした。大家さんは良い人だったが、アパートは安普請で向かいの一国を通るトラックの振動で揺れたし夏の暑さには閉口した。アパートは大家さんの家と共に既に無かったが近所のお婆さんが昔の事を良く知っていて20年前に引っ越したと。
そのあと植物園へ行ったが、当時は未だ開園してなくてただ広い丘の様な場所だった記憶だ。今は整備されていて散策にも手頃な植物園となっている。当時暑さと振動を逃れ休みの日は殆ど生まれたばかりの娘を連れて出掛けた丘の斜面の草むらとおぼしき場所は葡萄畑になっていた。薔薇園はまだ満開とは言え無かったがよく整備されていて早咲きのバラが咲いていた。
植物園から300m歩くと英国連邦戦没者墓地があり日本とは思えない鬱蒼とした森林の中の芝墓地、もう一週間もすれば一面のバラが咲く。ここは長女に長男が生まれた時に遊びに連れてきた思い出の場所、結婚してから35年も経った頃の事だ。
懐かしい日々を思い出した一日になった。