新緑の関西の旅
2018年05月15日 22:37
新緑の時期に関西を旅するのは久しぶりである。
別ブログに書いた辻井伸行コンサートを聴きに行った折、ブラ関西を楽しんだ。
まず初日、大阪でのコンサートの前に神戸まで行き竹中道具館を見学し古の大工道具と木工技術を知った。
翌日は早朝にホテル近くの茶臼山と天王寺界隈を散策、谷町はブラタモリのごとく谷筋である事を実感、そして大阪城へお上りさんのような気分で天守閣から変貌した大阪の街を見て驚き、昨夜雨のため歩けなかった中之島界隈の歴史的建造物を見て歩き、鶴橋で昔の大阪を感じながらランチ。午後、奈良へ移動し親しみの持てる居酒屋で飲み食いしてから興福寺や東大寺界隈の夕闇散策を楽しんだ。
最終日、京都仙洞御所見学の申し込みが当たり、これで宮内庁管轄の修学院離宮、桂離宮の3名庭園を見たことになるが、それぞれがまったく異なるコンセプトで造園されているので楽しみ方も違って面白い。加えてラッキーなことに葵祭の御所出立行列を見ることができ平安の雅を味わった。
その後、久しぶりに金閣寺と龍安寺に行った。修学旅行と外国人観光客に溢れていたが自分の世界に浸れば喧騒も何て言う事も無い、そこには紛れも無い日本の両極の美の世界があった。
こうして、贅沢なひとり旅を満喫し帰途に着いた。