旅とも軽井沢そして北信濃の春旅

2019年04月24日 00:00

もう何年来の付き合いになろうか?海外旅行で親しくなった3夫婦の旅は今回軽井沢を拠点とした春の信州。
それぞれ東京、宇都宮、横浜から世界遺産の冨岡製糸場に車で集合し、見学後に軽井沢に向かう。中軽井沢のハルニレテラスにあるイタリアンでランチを摂り石の教会の佇まいに静寂の時を過ごし、北軽井沢に近い白糸の滝の静謐な空気を感じ、夕方旧軽井沢のレストラン酢重で信州の味覚を堪能する。車のため酒を飲めなかったのでホテルで私が持って来た自家製スモークサーモンをツマミに友人差入れの極上赤ワインを飲み会話を楽しんだ。
翌日は車2台に分乗し雪が残る菅平を越えて小布施に行った。山を下った須坂の町は満開の桜が咲き加えて果樹の花々も咲き出し遠くには北信五岳の白い峰々が聳える北信濃の春の景色である。小布施では北斎の天井画で有名な岩松院、そして多くの栗菓子の銘店がある古い町並みを栗ソフトを舐めながらの散策などで楽しんだ。
ランチはそこから僅かな丘の上にあるサンクゼールワイナリーのレストランで眼下に展開する美しい景色を見ながら親しい仲間で料理をシェアしながら楽しい食事と会話を楽しむ。その後、今日最後のスポットである善光寺を参拝し軽井沢に戻った。その夜はホテル内の和食処で会席料理を楽しむ。
旅の最終日は、軽井沢をノンビリ堪能するプランを考えていた。ホテルの近くにある塩原湖タリアセンを散策する。湖畔にある朝吹山荘の二階テラスにて小雨に煙る塩原湖を眺めながらそれぞれの夫婦の写真撮影会。
その後、近くの千住博美術館を見学。この美術館は展示作品を鑑賞するだけでなく西沢立衛設計の建築を楽しめる。たまたま代表作ウォールの前で画家千住博が女優 近衛はな のインタビュー取材を受けるテレビ撮影を椅子に座り絵と共に鑑賞する幸運にも恵まれた。
旅の最後の楽しみは何と言っても地元の食材を土産に買うこと、新しく出来た食材直売所に立ち寄り手打ちそばを食べ地元の食材を買い楽しかった二泊三日の旅を締めくった。
撮った写真には3家族が創り出した豊かな時間に身を置いた皆んなの幸せな顔が残されていた。