近江路の旅の企画

2019年09月18日 00:00

私は旅をするのが好きであるが企画するのもまた楽しい、それもひとり旅、夫婦旅、友人との旅それぞれである。
今回は11月に高校の同窓会を一泊二日の近江路の旅とし、現地在住の友人と私で企画をした。紅葉の名所にも行くので混雑を考え早めに皆んなに提案しマイクロバスとホテルを確保したが、大金を出す皆さんが企画内容に満足してもらえるよう幹事で下見を行った。
私はわざわざ遠方まで行くので序でに今回の企画には入れなかったミホ美術館の見学と翌日京都を散策する計画も加えた。
彦根駅でピックアップしてもらい彦根城を皮切りに湖東三山の一つ西明寺そして忍者屋敷に寄ってからミホ美術館へ連れて行って貰った。
ミホ美術館は宗教法人が所有する広大な山森の中に佇み、古代のギリシャ、ペルシャ、シルクロード、中国の美術品を数多く展示しているが、余りにも展示物の状態が良くてレプリカでは無いかと要らぬ思いをしてしまった。
そこから近江八幡へ移動し散策ルートやランチの店探しをし夕方琵琶湖湖畔のホテルへ着き、そこで下見のまとめをして彼と別れた。

翌日企画に入れてある佐川美術館へ歩いて行き平山郁夫のシルクロード絵画、佐藤忠良の代表的な彫刻らに加え個人的に興味があった建築物や庭園の佇まいを鑑賞した。展示内容の素晴らしさに加え楽吉右衛門の茶碗の展示室の暗闇の中に作品を置く精神性は奥深くきっと感動して貰えると確信した。

この下見を元に企画を確定させ最終案内を出すが、後は天候に恵まれることを祈ろう。