旅友と熱海三昧

2017年02月20日 22:44

久しぶりに旅友と熱海の一泊の旅をした。

この旅友との付き合いはかれこれ7年の交流になるが、昨年はそれぞれの家庭の事情があり一泊旅行は延び延びになっていたげれど時間が取れる状況になってきたのでこの時期に相応しく熱海の温泉と梅林そして美術館と美味しいものを楽しむ企画を立てた。
宇都宮から来るA夫妻を小田原でピックアップしT夫妻と我々の3組のドライブ旅を開始した。小田原を出て丁度ランチタイムになったので熱海へ着く途中蕎麦と和食の店「季作久」で腹ごしらえ、既に会話が弾みゆっくり食事を楽しみ熱海梅林へ向かう。
梅林は開花が進んでいたが温かな陽射しを浴びながらノンビリと散策、ヒルトップにある澤田美術館で彫刻を鑑賞した後、今夜の宿である伊豆山のリゾートホテルに入った。ここはロケーションが海に面した崖っぷちにあるため風呂では相模湾の大海原と一体になった気分で名湯伊豆山の湯を楽しめる。夕食は個室で和食を味わいながら好きなお酒を飲み会話、それでも足りず部屋に戻りTさん持参の美味しい赤ワインを飲みながら遅くまで話しを楽しむ。
翌日は天気予報では昼ごろから大荒れとのこと、早目に近くにあるMOA美術館へ行く。ここは前にも来ているが2月に美術家杉本博司のプロデュースになるリニューアルオープンしたばかりなので展示空間の佇まいも期待していた。日本瓦の素材感を生かした焼き物の床や黒漆の壁、屋久杉や柾目の奇麗な杉材を使った展示スペースの床などが作品を楽しむのにいい雰囲気を作ってくれている。杉本博司の写真「海景、ATAMI」が展示されていて特に尾形光琳の「紅白梅図屏風」をモノクロで切り取った写真はモノクロなのに琳派の艶を見る人に想像させるような面白い表現が面白かった。
外は強風と雨の嵐、早目に今回の最終イベントの真鶴半島にある海鮮料理屋「うに清」に行き新鮮な海鮮づくしの料理を堪能した。
こうして二日にわたり楽しい時間を過ごし、再会を願い小田原駅で解散した。