日本民藝館へ
2016年05月20日 22:01
東京駒場にある日本民藝館へ出掛けた。
高校の友人Yさんが新宿高島屋でマミ展へ作品を出すので見に来ないかと誘われ3時にもう一人の友人Mさんも一緒に会う事になったので、それまでの空いた時間に念願のモノ作りの聖地へと出掛けた。日本民藝館は柳宗悦が収集した作品を展示しているが、彼の影響を受けた人々が倉敷や松本にも民藝館を作っていたのでそれは見て来たが本家本元はまだであった。日本民藝館は井の頭線の駒場にあるが駅前は東大の教養学部の緑の構内が広がり、そこを抜けると隣に前田公爵の洋館がある公園となっている。更に閑静な住宅地を行くと堂々とした白壁作りの建物、ドアを開けると大谷石の玄関土間が迎えてくれる。
今回は何万点にも及ぶ収蔵品から李朝の焼き物等を主に展示していた。李朝の家具等は好きであったが陶器に付いては見る機会が少なかったが、素朴でありながら品格がある佇まいを感じる事ができて用の美の神髄を見た様に思えた。
ここは何度も脚を運ぶ所のようである。