旧東海道つまみ食い;由比の宿

2016年09月30日 23:14

友人夫婦と知多半島へ旅行をした途中、旧東海道由比の宿を訪れた。

ここは駿河湾に面し、山が迫っているためわずかな土地に東名高速、国道一号線、JR東海道線、旧東海道が通る交通の要所で一本の道に沿って昔を偲ばせる町並みが残っている。由井正雪の生家は紺屋で土間はその当時の染め壷が並んでいて道具も展示されている。その道路向かいは広重の版画美術館になっていて旧東海道53次の全作品を見る事が出来る。我々いいとこ取りの旅人はこれを見て全てを歩いた気にもなるが、京三条大橋まで次は何処を摘み食いしようかと想いを馳せながら鑑賞した。他に女工さんたちの寄宿舎、郵便局、銀行等古い建物も多く残っている。
そして由比は有名な桜えびの産地でもあるから、桜えびを堪能したことは言うまでもない。