木匠ジョージ・ナカシマの作品に会いに行く

2015年05月21日 22:26

高松では憧れの木匠、ジョージナカシマ記念館へ作品との出会いを求めて行った。
ことでんに乗り約30分のんびりと進む。
欅の木立のエントランスから入ると、まだ時間前だったが見せて頂けるとの事で、一人作品と向き合っていたら館長の豊田さんが来てジョージ・ナカシマと桜製作所の出会いと作品についてお話をしてくれた。それからしばし、木の杢目の出来方に付いて木の有り様を色々教えてもらうなど木に恋し木の作品を作る私としては至福の時間となった。スマホに入れている私の木工の作品も見てもらう。
会長の永見眞一氏とは銀座でお会いしているが、その息子〈三男が社長〉の嫁である永見三智子さんと暫し言葉を交わし私の作るペンダントの感想等も聞いたが、彼女が珍しいものを見せてあげましょうと昔の梁に書かれた著名人のサインを見せてくれた。其の裏側には中村好文、三谷龍二さんなど私の心の師匠達のサインもあり、この場所には沢山の人が色々な感性を携えて集まってくるのだ。それらの人との交流でこの嫁さんも磨かれて行くんだなとふと思った。

なんとも豊かな時間であったと帰りのことでんの電車の中で感じた。