木工作品の個展

2018年10月11日 22:13

5年ぶりに私の木工作品の個展を鎌倉のギャラリー水平線で開催した。
作品は欧米の街並みと民家のミニチュアをメインにキッチンとテーブルウエアの雑貨とアロマペンダントも展示した。ギャラリーは妻と色々探した結果、皆さんが来易い鎌倉に私の作品にピッタリのギャラリーを見つけた。鎌倉に生活している人々が通る道に面して入り易いため案内状を出した人々に加え多くの鎌倉人に見てもらえた。
作品を作る楽しさそして展示方法を検討する楽しさ加えて来て頂いた人々との会話を楽しむ、個展の醍醐味。
以下、来廊者との会話
・ワイエスの絵画作品〈クリスティーナの世界〉から創作した作品を見た鎌倉の夫婦とは、お2人がフィラデルフィアに駐在しワイエス好きで作品の地を訪ねる旅をした思い出話しを30分もしてくれて、素晴らしい時間を過ごした。この作品を買って頂いた人からは、この作品には物語を思い起こす力があると言われ、これからの作品創作のあり方を考える機会になった。
・トロギルに旅をした夫婦との会話、広場に面したお堂のの中で聴いた演奏会の音色が聞こえて来るようですねと、喜んでもらえた。
・新婚旅行で行ったタオルミーナの思い出を語る若い夫妻と、この街の心地よさを共有した楽しさを味わう。
・ママ、良い匂いがするねと坊や、これは木の匂いよとママ、木は皆んなの気持ちを穏やかなものにしてくれる。
・桜のポードに惚れて持って帰った鎌倉の夫人、2度も足を運んでくれ作品を買い求めて下さった福岡の夫人、皆んな嬉しいそうに時間を過ごしてくれた。
・心地よい空間で好きな木の話し、生活の中での使い方を長い時間して行った岩手の木工作家夫妻との楽しい会話。
・N社の元カーデザイナーとの会話は人の琴線に触れる作品を作るとはで芸術論に花を咲かせた、彼は今は根付を作っている。
沢山の人々との交流、妻にも終日応援してもらい人生を楽しむに相応しい時間だった。