本から本へ、京都の夢散策
2023年06月18日 11:13
私は京都の街が好きだ。
加えて本好き、この事はブログにも何度か登場した。
だから本屋で京都・・・とタイトルを見つけるとつい手が伸びる。必ずしも買う訳ではないが、観光地巡りの本ではなく京都人の暮らし振りに纏わる本が好きだ。もちろん私が京都人になれるわけでも無いが、何度も京都へ行く折に京都の季節や生活の匂いを感じる様な時間の過ごし方をしたいと常に思っている。寺社に静かに佇んだり路地を当てなく歩いたり時には気になる本屋やカフェに寄ったり骨董屋にも顔をだしたりする。
先日もブックマーケットで京都人と本に纏わる変わった装丁の本を買って読んでいたら、今までAmazonでも見つけ無かった書店恵文社一乗寺店長が書いた〈街を変える小さな店〉と太田和彦〈ひとりのむ、京都〉が気になり購入手配した。前書は京都の北東の外れ一乗寺の街の話しで恵文社一乗寺店は私も行ったことがあるがその街のシンボル的な存在でもある。
後書は旅人でもそんな京都の過ごし方ができるかと思わせる飲助で無くても自分でもいつかしてみようかなと思うワクワクする本だ。
その街を生活するように旅をしたい、私のかねてからの夢である。本から本の連鎖でまた新しい京都の過ごし方を見つけた思いがする。