果物、蜂蜜を作る友人たち

2021年09月26日 00:00

先日、N社の同期の友人から自家製の蜂蜜を頂いた。
その話の前に7月末に高校の友人Oさんが作る川中島の桃を手に入れ、9月には同じ友人からシャインマスカットを買い求めた。いずれも最高級の味と見栄え、しかも市販価格より大分安い。友人の話では果物の栽培は自然環境との闘いだと、春先の霜に始まり地温や長雨などにビクビク、梅雨に入ると雨の影響や日照不足に気を揉み日々苦労の連続だ。信州の桃の時期に先行し山梨の桃が出荷されるがどうやら今年は長雨で生育が芳しく無い様だ。注文の時にその事を友人に伝えたら心配していたが、なんとか出荷できそうだが糖度にバラつきが有るとのこと。それでも
知人へのお中元に送ったら皆さんから美味しかったとの声、私も嬉しかった。

シャインマスカットも素晴らしいできで甘さと酸味のバランスも良く上品な味、苦労の成果が実っている。
所が毎年楽しみにしていた友人の果物作り
も、重労働に耐えられなくなり今年で作付けを減らし出荷を止める決心をしたと。私と同じ歳だから頑張れとも言えない、長年ご苦労でした美味しい果物をありがとうと労った。

そして話は養蜂をしている友人に移る。Iさんは自宅の庭で日本蜜蜂を飼っていてそれは美味い貴重な蜂蜜を収穫していたが、更に規模を拡大するために三浦海岸の山の中に土地を購入し日本蜜蜂に加え西洋蜜蜂まで手掛ける様になった。同じ蜂蜜でも其々の性格は大分違うらしい、西洋蜜蜂は日本蜜蜂より強く攻撃的で未だ慣れないので大分刺されているようだ。それでも生産性は高く色々な花の時期に合わせて固有の味わいの蜂蜜ができるので楽しみだと言う。
頂いた蜂蜜を朝食のパンに付けたりヨーグルトと合わせて味わったが、果物もそうだが蜂蜜も生産者の性格や努力が味わいに現れる様だ。美味い!