燻製ランチ会

待ちに待った旧友を招いての燻製ランチ会を開催した。

コロナ感染が始まった20年の3月に開催する計画だった燻製ランチ会は結局延期せざるを得なくなり、それから3年の間世界中が翻弄され多くの人々が命を絶たれたが、やっとコロナ禍から解放され普通の生活ができる状態になって来た。誰しもが友人と会って楽しい時間を味わいたいと思いながら我慢の日々を続けていたが、私も趣味の燻製を作り仲間と一緒に食しワインを飲み談笑したい気持ちが強くなり会社時代を共に過ごした親しい仲間に声を掛けた。
桜の開花が始まった晴れの日、70代男女4人が来宅し再会を喜び合い自家製の燻製を色々アレンジしたものを食べて頂いた。この季節限定のスモークサーモンと燻製牡蠣をクリームチーズソースの上にのせた椀そしてフランスパンやクラッカーに乗せて燻製サーモンのリエット、燻製牡蠣、燻製ホタテ、ビーフジャーキー、チーズなどをつまみながら冷えた白ワインを飲み談笑する至福の時間を過ごした。

〆のご飯に妻が握ったローストビーフと高菜の手毬寿司とミニ稲荷を用意した。最後にお土産に頂いたデザートとコーヒーで春日和の午後5時間もの楽しい時間のお開きとした。

こうした友人を招いての食事会の度に母がオモテナシ上手であった事を思い出す。私は門前の小僧だったにちがいない。