町並みのミニチュア作りにはまる
2014年02月08日 14:28
ヨーロッパの古い民家のミニチュアシリーズは、港町シリーズに展開しそして最近は広場シリーズへと広がって来た。
ヨーロッパの広場は日本の町並みには無い独特の景観であろう。多くは市庁舎や教会を中心に広場が形成され、そこにはレストランやカフェの店が並び、店の前にはテーブルと椅子が置かれ人々が食事や会話を楽しんでいる。今まで広場の町並みはミニチュアにして来なかったのには理由がある。既に幾つか製作してきている港街は海から撮っている写真が多いのでミニチュア作りには役立つ情報が多くあるが、広場の場合には製作するための手がかりとなる写真のビューポイントや画角が情報としては不十分であった。しかし、最近GoogleMapはストリートビューの機能が充実していて広場の回りの家並みや建造物を自分が散策し目を動かして見ている様に詳細な写真を提供してくれる。そうして作ったのがクロアチアのトロギルの時計台広場である。未だ行った事が無い街であるが、ミニチュアを見るとあたかもそこに自分がいる様な気分になれる。
これから多くの作品を作って行く事になるが、町並みのミニチュアの面白い所は作る楽しみに加えそれを眺めていると自分なりの物語を作る事ができる事だと思う。