称名寺の紅葉散歩
2024年12月08日 00:00
久しぶりに自宅脇の称名寺の紅葉を楽しんだ。
旧に冬の寒さを感じる様になり近くの山も最後の彩りを輝かせてくれている、称名寺の裏山の散策路を歩いてみたくなり妻を誘い出かけた。久しぶりに歩くと見える風景が昔と違っているのを感じたが、木々が成長して以前の様には遠くが見通せなくなったようで少し残念な気がする。
仁王門の脇から登り落ち葉を踏みしめながらアップダウンの小道を歩くと金沢北条氏の墓に辿り着く。そこから更に八角堂まで急な登りの道が続くが、今日はショートカットして称名寺の庭園に出る道を降りた。
庭園の池の周りは楓の紅葉が綺麗であったが、イチョウの大木は既にだいぶ葉が落ちていた。広場にある漆系の櫂の大木が黄色から赤のグラデーションに色付き綺麗な姿だ、そして山門の周りには欅の大木が黄色に染まっている。これまで見たこの寺の紅葉では一番の鮮やかな紅葉だと思う。
横浜でもここは歴史と自然を感じさせる貴重な場所で、隣接する金沢文庫では運慶の特別展が開催されていた。
師走の忙中閑ありのひと時である。