立山・黒部アルペンルートのツアー旅

2024年10月27日 00:00

娘家族と一緒に立山黒部アルペンルートのツアー旅に出掛けた。

天気予報は天候は回復気味であるが、室堂平辺りは0度近くまで冷えるとの事で防寒着一式を持っての旅になった。

朝一番の電車に乗り東京駅に集合し、新幹線で長野迄行きそからバスで宇奈月温泉へ向かった。宇奈月ではトロッコ旧道の散策をしてから電車に乗り黒部渓谷を俎上、能登地震被害で欅平までは行けず途中の猫又までの往復だったが、紅葉が始まった渓谷は深く下に乳緑色の黒部川が流れているダイナミックな景色だ。

猫又には工事用の重機が並んでいたが、さてどの様にして運び入れたのか?スタッフに聞くとパーツを分解したり切断して運び入れ再組立てをしたとの事。昔はその重機さえも無かった、これだけでも黒部ダム工事の大変さは推測できる。

宇奈月温泉の宿では海鮮尽くしの夕飯を食べ温泉に浸かり地元の若者によるスパ・ジャズの演奏を聴き寛いだ。

翌日は宿からバスとケーブルを乗り継ぎ美女平から室堂そして黒部ダムまでアルペンルートをバス・ゴンドラ・ケーブルなどを乗り継ぎ移動した。

室堂平は天空の大パノラマ、かすかに剱岳の勇姿も見えカールが残る立山連山の雄大な姿が印象的だ。1時間ほどの散策もありおにぎり弁当を食べ暫し風景の中の贅沢な時間を過ごした。

室堂からはトロリーで大観峰へ、大観峰からは黒部ダムまでロープウェイを乗り継ぎ下る、眼下には黒部ダム湖と紅葉の深い渓谷そして後ろ立山の景色が広がる。黒部ダムから大町の扇沢までは黒四ダム工事の難所のトンネルを通り北アルプスを潜り抜けた。このルートは年齢を問わず日本の美しく雄大な風景を見れる世界に誇れる最高のルートだと思う。

娘家族との初めてのツアー旅は雄大な風景と富山の食と温泉の至福の時間となった。