花の昭和記念公園
立川にある国営昭和記念公園に写真好きの友人を誘い初めて出掛けた。
ここは季節の花の名所で何度か行く計画を立てたが諸般の事情で行けずやっと実現した。この日も朝方まで雨が降ってて天気予報も不安定な空だと言っていたが、立川の天気予報は10時ごろから快晴マークが付いたので行く決断をした。
その決断は正解で、素晴らしい花風景の写真日和になった。
駅前でランチを食べてから立川口から入園、元米軍の基地だった広大な敷地に自然を再現し歩くに従い目の前の風景が変わり所々に名残の桜も咲いている。池の周りを抜けこの時期のハイライトである渓流沿いのチューリップ畑に到着した。
高木の林の中を渓流が流れその周りの斜面に色とりどりのチューリップが咲いていてヨーロッパの公園の趣きだ。その景色を写真に収めるのにワクワクした気持ちを抑えられない気分だ。
所が流れに沿う散歩道には中国人と思える若い女性達が撮影用のドレスを着ての撮影会となしていた。その風景はインスタ映えする、彼女らはそれをSNSで投稿するのだろう。
写真を撮ればそれらの人々が入ってしまう、それを避ける様に写真を撮り続けた。自宅に帰りチェックすると人が入らない写真は僅か、開門と同時に入園しなければ無理だとランチを食べた店で言っていた通りだ。
そこから芝広場に出ると周辺には桜の花が未だ残りその前に菜の花が広がっている。桜と菜の花の組み合わせ、ここもまた撮影ポイントである。広大な公園を歩くこと約8Km、素晴らしい花の風景に満足しそして楽しい散策にもなった。
目に焼き付けたチューリップなどの花風景は思い出に残る景色となった。