葉山の山と海を楽しむ

2021年02月05日 00:00

コロナ禍の中で葉山に移住する人が多いと聞く。
葉山には鉄道がないから交通手段は隣町の逗子駅までバスが頼り、都心への通勤には向かないが自然環境に恵まれているため別荘地や観光地としての人気はあった。しかしテレワークが当たり前になっていくと通勤の不便は少なくなりむしろ都心から近距離にある素晴らしい山と海が生活の場としても人気になっている。街には新しい生活者を見込んだお洒落なレストランや鎌倉野菜や地魚・葉山牛など地元食材を扱う魅力的なショップも増えてきた。
今日は暖かく晴天に恵まれたので三密を避けて妻と車で30分程の葉山へ出掛けた。初めに湘南国際村に行き車を置いて何となく米国西海岸のシリコンバレーを彷彿させる雄大な自然に中に研究機関や瀟洒な戸建住宅が点在する敷地内を散策した。高台の公園からは眼下に青々とした相模湾そしてその先に雪を抱いた富士山が見える雄大な景色が展望できる。
山を下り海に出て暫く海岸通りを走り長者ヶ崎の駐車場に車を止めて砂浜に降りた。穏やかな海は今まで見たことがないような綺麗な青色をしていた。経済活動が萎み大気や河川の汚れが減ったせいかも知れない。コロナ感染も人類の自然環境破壊の結果だとの説もあるが、コロナ禍を克服した後の世界のあり方を考える機会でもある様に思う。
人気の少ない穏やかな海辺でいつもの様に家から持参したお握りを食べのんびりすると、美しい自然のありがたさを感じた。