蜜蜂を愛する友人
2020年08月06日 00:00
N社同期の友人は50歳を機に起業したが、その合間に日本蜜蜂の養蜂を趣味でやっている。
彼の蜜蜂への想いは実に深く愛情に溢れていて、彼の蜂の話を聞くたびに此方も穏やかな気持ちになる。そして少しずつ蜂への関心も持ちたまに各地に出掛けた折、例えば鎌倉の光則寺や栃木の塩谷町などで養蜂の箱を見付けるとこんな所に巣箱があったよと彼に報告し暫しメールで蜜蜂談議をする。
昨年は孫を彼の家に連れて行き日本蜜蜂を見学させてもらい美味しい蜂蜜を頂いたが、蜂の生態は奥深い事も話して貰い子供達は興味津々。
私の高校の友人が彼の家の近くに畑を借りていて周りが小山で雑木林が多い養蜂の適地だという事で見に行ったが地主との交渉が不調に終わり、今は三浦海岸に仲間と土地を借りて巣箱を置いて増やしているようだ。
今年は梅雨の長雨で蜂の世界では餌を求めて過酷な生存競争が行われたそうで、他の蜂の群れに襲われ盗蜜だけでなく蜂そのものも餌食になって半減したとのこと、しかし新たな女王蜂が現れ雄蜂から精子を体内に沢山溜め込んだのでこれを基に多くの幼蜂を産んでいく事になると喜んでいた。
彼はコロナ感染で本業の売上が大幅ダウンの中でも将来に希望を持ち、数年後には蜂蜜を出荷できるまで増やすとのプランを持ち蜜蜂に愛情を注いでいる。