金婚の日を迎えて
我々夫婦も金婚の一里塚を通過した。加えて2人とも喜寿も迎えた。
大分昔両親の金婚の祝いをしたが、まさか我々もその時が来るとは思ってもいなかった。妻は子育て私は仕事に没頭して時が流れ、2人の娘達も結婚し孫もできたそして私の会社生活も幕を閉じたが、幾つかの大病に見舞われながらも何とか人生の最終段階を楽しみながら2人とも元気で今日を迎えた。
ここ2年間まかさのコロナ禍に見舞われ自粛生活を余儀なくさせられているがまだ人生を楽しみたい、コロナが終息する迄如何にポジティブな気持ちを持ち続けられるか?試練の時である。
金婚の節目は我々2人が共に生きてきた印でもあるが次の世代へのバトンタッチの標でもあるから家族全員が揃う時が持てると良いと思っていたがシンガポールにいる家族の日本一時帰国は当分無理だし、近くにいる家族も感染リスクを考えると。しだがって夫婦2人だけのささやかな記念日イベントを持ってこれからも楽しく生きて行く節目にしようと決めた。
葉山の森戸海岸を望むレストランSCAPES THE SUITEを予約し2人だけの記念日ランチをした。美味しい料理を味わい出会いから今日迄の道のりを振り返りながら幸せな時間を過ごした。そして金婚の節目に感謝の意を込めて私のエンディングノートと資産データや相続手順の入ったメモリチップを渡した。
食後に砂浜に出たが目の前の澄み切った青空と光り輝く青い海が我々へのプレゼントでもあった。