鎌倉旧華頂宮邸、名残の紅葉

2025年12月04日 00:00

鎌倉霊園に墓参りをした後、今年最後の鎌倉の紅葉を見たく浄明寺地区にある旧華頂宮邸に行った。

ここは金沢街道浄明寺バス停から南山側に入り竹寺として有名な報国寺を横目に奥に行った所に佇む洋館である。以前薔薇の季節に初めて行った時に前庭の周りに素晴らしい楓の樹々があり紅葉の季節にまた来たいと思っていた。

今年の紅葉は例年より早目にピークが過ぎたが、ここは未だ見応えのある最後の輝きを見せてくれていた。記憶にあった入口の広場の周りには洋館を包む様に楓の高木が植栽されていて黄色から赤まで色とりどりの紅葉が素晴らしい、山がわには未だ緑の葉も残り色彩のコントラストも楽しめた。

庭の方に回ると名残の薔薇も咲いていて堂々とした洋館が佇んでいて周りの紅葉と共に写真的にも素晴らしかった。細部に目をやるとガラス窓に紅葉が写り、窓枠毎に違う色模様が面白かった。

帰り際門の所ではお婆さんがしゃがんで黙々と落ち葉を拾っていたので声を掛けて労ったが、写真家は落ち葉があった方が良いのにごめんなさいと言いながら作業を続けていた。

寒さが一段と強まった暮れの午後の豊かな時間であった。